ご来院頂いた患者さんにご提案させていただいている、日常生活の改善策や健康知識をご紹介させていただきます。
「来院時に説明を受けたけど、全部思い出せない・・・」という時にご活用ください。
首の痛みの原因として、枕の高さが合わない場合があります。
そこで、以前テレビで紹介されていた自作枕の作り方をご紹介します。
①タオルケット2枚を用意します。
(座布団1枚とタオルケット1枚でもいいでしょう)
②タオルケットを3回折りたたみ細長い枕の土台を作ります。
(この部分は座布団で代用可能です。)
③もう一枚のタオルケットをツヅラ折り(W字型)にしてたたみます。
④②の上に③を置き頭を乗せて仰向けに寝ます。
この時、首の前・横・後ろの筋肉をそれぞれチェックしてどの部分
も余分な力が加わらず力が抜けているか、違和感の有無を確認します。
⑤首に違和感が感じられた場合、つづら折りにしたタオルケットの
1枚を外し、頭を置き直して、再度首の違和感・力の入り具合を
チェックします。
タオルケット1枚分の厚みですが、首は敏感にその差を感じ取ります。
1枚で足りなければ2枚3枚と調整してちょうど良い高さを探ります。
また、体格によっては高さが足りない場合があるので、
そのときは、もう一枚タオルケットか普通のタオル数枚を用意して高さを加えます。
⑥仰向けで首の違和感が感じられない高さに調整できたら、
両手を交差させて両肩に置き、なるべく脚を伸ばした状態で寝返りを打ちます。
⑦寝返りをうった時点の姿勢で、再度首の前・横・後ろの筋肉の
緊張や、違和感をチェックして、違和感があればタオルケット
を1枚づつ足したり引いたりして、首に違和感を感じない高さに調整します。
仰向けの状態と寝返りをうった状態で首にかかる負荷が違う場合は、
仰向けと横向けの状態を比べて一番違和感が少ない高さの妥協点を探します。
・・・こうやって出来た枕は、そのときの自分の身体に一番適した枕といえるでしょう。
ただし、材質の性質上、日数が経つにつれて頭の重さで
高さが沈んできますので、定期的に高さのチェックが必要です。
このやり方を患者さんにご紹介すると、
実際、こうやって作った枕に寝てみると思った以上に低いという印象を大半の人が感じるようです。
首の痛みとして考えられる原因はいろいろ考えられて、
枕、噛み合せ、日ごろの姿勢、クセ(頬杖など)、内臓の病気
などなど、なかなか原因の分析は難しいと思います。
一つづつ可能性を潰してゆく中で、自分に合った対策が
見つかる可能性が高いので、予防という観点からも
一度やってみる価値はあると思います。
予算も時間も掛からないので、みなさん是非一度チャレンジしてみてください!
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